キャバクラ店舗では、レジ金の不正着服が発覚するケースがとても多くあります。常習化しているのに何年も気づかない場合があり、お店に大きな被害を与えます。不正処理が出来ない環境をつくるだけで、真面目に働いているスタッフが疑われる事がなくなり、安心して働ける環境なりす。同時に、優秀なスタッフを集めやすくもなります。

≪レジ金の不正着服防止オペレーション≫

〇取消伝票の提出義務
VENUS5は、来店処理の取消や、精算処理の取消、伝票削除などの処理時に取消伝票が発行されますので、この取消伝票の提出を義務付けてください。取消処理回数が日報に集計されるので、提出された取消伝票と取消回数を照らし合わせて確認するようにしましょう。また、VENUS5導入時には、不正処理ができなくなっている事をスタッフに知ってもらいましょう。




〇割引処理による着服を防止
お客様からお会計金額をお預かりし、精算処理をする前に割引処理をし精算処理をすると割引金額を着服できます。割引処理をした場合、必ず報告するように義務付けましょう。また、日報にも割引金額が集計されるので、報告と同時にチェックするようにしましょう。


〇セット料金の変更による着服防止
お客様からお会計金額をお預かりし、精算処理をする前にセット料金を変更して精算処理とすると、その差額を着服できます。通常では使用しないセット料金が設定されていないか？を確認しましょう。例えば、通常1時間6000円セット料金のお店で、お客様から料金をお預かりした後に1時間3000円のセット料金に切替て精算処理をすると、3000円着服できます。（精算処理をした伝票は後日詳細を確認できます。）


〇複数のスタッフで処理をする
VENUS5は、あくまでもレジ操作での不正処理管理となりますので、来店したお客様のお会計に対してレジ処理をしなければ、全く記録されませ。POSレジを一人のスタッフが扱えず、どんな処理をしているか他のスタッフが解らないと、レジを通さずにお会計を済ませたお客様がいても解らなくなります。レジの取扱いは複数のスタッフで行うようにしましょう。


〇監視カメラを設置する。
VENUS5は、ホールの稼働状況が一目でわかるようになっていますので、ホール全体の客数とVENUS５の画面の稼働状況が解るように監視カメラを設置し、録画する事で来店したお客様全てに会計処理が行われているかを確認できる環境を整えましょう。

〇スタッフに不正処理が出来ない事を告知する。
レジ金の不正処理をしてもバレないと思って着服するケースがとても多くあります。システムでしっかり監視している事をスタッフ全員に伝えるだけで、不正処理防止につながります。また、不正着服をする側は、ちょっとした出来心や軽い気持ちでで行為に及ぶ為、常習化する事が稀にあります。VENUS5の処理記録から、不正着服が発覚した場合、必ず警察に届ける旨をスタッフ全員に予め伝えておくだけでも、かなり効果があります。レジ金の着服程度で、前科者になると思っていない為に出来心が生まれてしまうのです。






 

≪不正処理のチェック方法≫
VENUS5には、各種不正処理防止機能が搭載されており、例外処理記録、出退勤例外処理記録、削除伝票一覧など後日レジ処理を確認することが出来ます。削除伝票の提出を義務付けしていれば問題ありませんが、そうでない場合は、削除伝票一覧の帳票から後日確認する事も出来ます。


・来店取消、精算取消、伝票削除の処置記録の一覧と、取消伝票の詳細を確認できます。

〇来店取消処理の確認
お客様がら会計金額をお預かりして、精算処理をせずに来店取消処理をすると、会計金額をそのまま着服できます。来店取消処理は、誤って来店処理をしてしまった場合に取消処理をするので、取消したテーブルにオーダーは殆どなく、またお客様の滞在時間は短くなりますので、取消伝票の詳細を買う人して下さい。

〇精算取消処理の確認
精算取消処理をする場合は、伝票の打ち直しが考えられます。精算取消処理の詳細を確認し、同じような内容の精算処理伝票があるか？を確認してください。VENUS5のレシート再発行処理画面から精算処理の詳細を確認できます。また、日報のレシートジャーナル印刷画面にて、その日に発行されたレシート全てを確認できますので、取消処理をした前後の処理も確認できます。